銀行口座とカードは事業用とプライベート用に分けるべき3つの理由

(※このページは2021年6月21日に更新されました。)

かっつん
こんにちは。幸せな人生研究家のかっつん(→https://twitter.com/kattunn_01)です。

 

僕が開業したての頃、クレジットカードと銀行口座を事業用とプライベート用に分けずに管理していました。

(それを管理と呼んでいいのかは不明ですが…)

 

しかし、事業をやる以上、必ず口座とカードは事業用とプライベート用に分けて使うようにしましょう。

 

どうして、事業用とプライベート用に分けるべきなのか、かっつんの失敗談も踏まえてお伝えしていきます。

 

 

かっつんの失敗談

かっつんは副業で事業をしています。

 

最初は整体を開業し、その後就職して、せどりを始めたわけですが

今やっている事業は

本業(理学療法士)、整体、トレーナー、せどり、輸入転売、ブログ

と数が多いです。

 

しかし、始めた当初は講座を全て同じにしていました。

(というか別々の口座に分配してました。)

 

カードは全部で5枚です。

それも最初は分けずに使っていました。

 

そうすると、想像の通りですが、問題点が出てくるわけですね。

 

問題点1 収支がわからなくなった

整体開業の時に大分赤字を作ってしまい、就職をして、せどりを始めました。

 

その後、毎月の支払がギリギリになっていることに気が付きました。

 

就職をしてるぶん、毎月30万円ほどは必ず手元に入ってきている…。

 

それなのに、支払がギリギリになるのはなぜだ?

 

実は、整体の集客のためのシステム(蓋をあければ、全く機能しないもの)に投資をした分、毎月7万円+家賃6.5万円+借金返済に7万円を支払わなくてはいけない状態でした。

 

それに加え、プライベートの出資が多く、結果的にせどりをしていても、毎月支払いがギリギリになっていました。

 

これが、すべて同じ口座で起こっていたので、どうして収支がギリギリになっているのかということに気付くのが遅れました。

 

 

問題点2 確定申告の時にめちゃくちゃ苦労した

 

収支が赤字になっているにも関わらず方針の変更が遅れため、1年前は自分で確定申告をすることにしました。

 

すると、出てくるわ出てくるわ謎の出金履歴。

 

ひとまず全て事業主借にしましたが、全て事業で使っていたとしたら、こんな事態にはならなりませんでした。

 

これを税理士に丸投げしていたら、通常10万円程度で済むものも、40~50万円ほどかかったかもしれません。

 

管理が大切だというのはもちろんですが、管理をしやすいようにするのも大変重要だと勉強させられました。

 

 

銀行口座とカードを事業用とプライベート用に分ける3つの理由

と、僕の失敗談を踏まえた上で

口座とカードを分けるべき3つの理由について解説していきます。

 

理由1 確定申告に便利

これにつきます。

事業をやる上で、確定申告の問題が一番不安になることですし、個人で行うと一番大変なことです。

 

余計な手間なくして、スムーズに会計処理ができるというメリットがあります。

 

理由2 収支の管理ができる

事業がそもそも赤字なのか、プライベートのせいで赤字なのか

赤字でなくても、どれだけのお金が使えるのかなど、数字を管理することが事業を行う上で非常に大切です。

 

数字がわからなければ、改善もできません。

 

僕が、一時赤字になったのに対処できなかったのも、数字の管理ができなかったからです。

 

黒字を自分の懐に入れるのも構いませんが、どれだけのお金が動いているのかを管理しなくてはいけません。

 

事業用とプライベート用に分けることで、少なくとも収支計算は楽になります。

 

管理がしやすくなると、経営改善がしやすくなります。

(というか、管理できなきゃ経営改善は無理です。)

 

 

理由3 税理士への相談が楽

ある程度事業が黒字になってくると、確定申告の書類を自分で作らず税理士に任せる方が時間的余裕も出ますし、安全ですし、結果的にプラスに働きます。

 

最初の税理士への相談の時に、講座が事業用とプライベート用に別れていないと、

どんなことに経費が使われているかの実態がつかみづらく、税理士さんに余計な負担をかけることになります。

それによって、税理士への費用も高くついてしまう可能性もあります。

 

理由2も踏まえて、結局は数字の管理をすることが楽になります。

 

では、逆にデメリットはなんなのか

理由について触れてきましたが、

逆にデメリットは何が考えられるでしょうか。

 

…いろいろ考えましたが、デメリットになりそうなことはありません

 

口座・カードを事業用とプライベート用にわけることにデメリットはないです。

 

しいて言えば、口座を作る手間でしょうか。

 

それと印鑑の問題ですが、大したデメリットには思えません。

 

リスク0

どころかメリットは甚だしいです。

 

まとめ:数字の管理をするために、口座とカードをわける

結局のところ、確定申告関連と数字の管理をするために口座とカードを分けるべきなんですね。

 

逆に口座を分けることをしなければ、数字も見えてこない上に、確定申告で苦労するというデメリットしかありません。

 

事業をやる以上は、きちんと個人口座と事業口座・カードも分けるようにしましょう。

 

あみこ

事業用とプライベート用に分けておけば、後々苦労しなくてすむよ

 

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8件のコメント

ついついカードとかって、仕事のもプライベートのも一緒にしちゃいますが、後からどれが仕事用だったか分かんなくなって困ることがあります。ちゃんと分けておくべきですねー。参考になりました!

コメントありがとうございます。

事業やるならば、やはり分けておくべきですね!

こんにちわ!!ランキングからやってきました。
記事を興味深く拝見させていただきました。ネット初心者でまだまだですが楽しみながらやっています。実際行動あるのみでぼちぼちですが前に進んでます。

た、たしかに!
カードと口座を別にする方法はメリットしかないですね!

コメントありがとうございます。
メリットしかないのがわかっていても、なかなか実行できないのが人間なんですよね笑。
僕もなかなか移行できませんでしたから、記事を読んでいる方にはぜひと思います!

こんにちは。
銀行口座とカードを事業用とプライベート用に分ける理由、参考になりました。
ありがとうございました。

こんにちは
ランキングから来ました。
自分は今アフィリエイトを始めようと思っているのですが
このサイトを参考に口座とカードをしっかりと分けて
管理をしないといけないなと思いました。

コメントありがとうございます。
アフィリエイトでは、そこまで資金の出入りが激しいわけではないですが、口座をわけることは必要ですね。
数字の管理は経営の基本になります。
アフィリエイトも経営・起業だということを念頭に頑張ってくださいね。

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