5フォースモデル(5F)とは?5F分析とひとり起業への活かし方

かっつん
こんにちは。理学療法士起業家のかっつんです。

ひとり起業で収入を安定させ、やがて本業以上の成果を出すには「経営戦略の知識」が不可欠です。
このブログでは、そのための実践的な考え方をわかりやすく解説しています。

今回のテーマは「5フォースモデル」。
ひとり起業においても、競合との争いを避けながら自分のポジションを確保するために、このフレームワークが非常に有効です。

この記事でわかること・・・
  • 5フォースモデルについて
  • ひとり起業における5フォースモデルの活用法
この記事を書いた人

かっつん

✔️理学療法士起業家

✔️理学療法士をしながら様々な事業に取り組み家族との幸せな生活を実現

✔️副業利益500万円超

✔️副業で月30万円以上を目指すための“起業家マインド”と“ビジネスの知識”を発信

5フォースモデルとは?

今回の記事で解説する『5フォースモデル』とは、マイケル・ポーター博士が提唱した
ビジネスにおける競争要因を明確にするためのものです。

5フォースモデルを自社に当てはめることで、自社の戦略を見直すことができます。

5フォースモデルにおける5つの競争要因は以下の通り。

5フォースモデル(5つの競争要因)
  1. 競合との敵対関係
  2. 新規参入
  3. 売り手
  4. 買い手(顧客)
  5. 代替品

これら5つの業界の競争要因を把握して、自社に活用することで競争を回避し利益を確保するための戦略を作ることができます

競争要因①:競合との敵対関係

競争の要因の1つめは競合との敵対関係です。

あなたの事業が他の事業敵対関係になり、争いが激化すれば、当然ながらその分だけ事業に影響しますよね。

競合との敵対関係が激化する要因は以下の通り。

競合との敵対関係が激化する要因
  1. 競合の数(特に同規模)が多い
  2. 市場の成長が遅い(縮小している)
  3. 固定費が高い
  4. 撤退障壁が高い
  5. 差別化ポイントがない

細かくは解説しませんが、ひとり起業において競合との関係が激化すると不利になりやすいので把握しておきましょう。

競争要因②:新規参入

競争要因の2つめは新規参入です。

あなたの事業の分野に新規参入する人がいれば、当然ながら競争となりますよね。

参入障壁が低ければ低いほど競争が激化します。

競争要因③:売り手

競争要因の3つめは売り手です。

売り手の商品が他にない唯一無二の物(特許取得など)で、買い手がその商品がほしいと競争性が減ります。

競争要因④:買い手(顧客)

競争要因の4つめは買い手(顧客)です。

顧客が、
「あなたの商品を買う必要がない、他のところで買うわ」
と言ってきたら当然ながら顧客を取り合う競争の要因となります。

競争要因⑤:代替品

競争要因の5つめは代替品です。

商品が他に替えることができない特殊なものや唯一無二のものの場合、競争は起こりませんが、より安価で手に入りやすい互換品を他社が売った場合、当然ながら顧客は安い同品質のものを選びます。

代替品によっても競争は起こるというわけです。

ひとり起業のおける5フォースモデルの活用法

では、5フォースモデルをひとり起業にどう活かすべきかを解説していきます。

結論から言えば、このフレームワークは「差別化戦略」を考える上で非常に役立ちます。

ひとり起業では、大企業と同じ土俵で戦うことは避けるべきです。
限られたリソースで勝つためには、「競争の少ないニッチ市場」を見つけ出し、そこに特化することが成功のカギになります。

このとき、5フォースモデルを使って次のようにリサーチ・分析してみましょう。

  • 競合が多く敵対関係が激しいか?
  • 新規参入しやすい市場か?
  • 価格交渉力が強い顧客や売り手が存在するか?
  • 代替手段が簡単に手に入る商品か?

これらの情報を整理することで、自分のビジネスがどのような立ち位置にあるかを把握できます。

そして、競争が激しくなりにくい領域を見つけることができれば、あなたの事業は“ひとり勝ち”のポジションを取れる可能性が高まります。

なお、5フォースモデルだけでは市場の魅力度やポジショニングの全体像をつかみづらい場面もあるため、「SWOT分析」や「STP分析」など他のフレームワークと併用するのがおすすめです。

まとめ:5フォースモデルの活かし方

5フォースモデルについて解説してきましたがどうだったでしょうか?

5フォースモデルにおける競合要因について解説してきました。

5フォースモデル(5つの競争要因)
  1. 競合との敵対関係
  2. 新規参入
  3. 売り手
  4. 買い手(顧客)
  5. 代替品

なかでも競合が激化する要因になるのが敵対関係でしたね。

競合との敵対関係が激化する要因
  1. 競合の数(特に同規模)が多い
  2. 市場の成長が遅い(縮小している)
  3. 固定費が高い
  4. 撤退障壁が高い
  5. 差別化ポイントがない

この5フォースモデルを活用することで、ひとり起業において差別化をすることができ、競合を避けひとり勝ちができるようになります。

ぜひリサーチ段階で活用してみたくださいね。

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