(※このページは2022年1月17日に更新されました。)
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よく話をしていますが、ひとり起業をするためには起業・経営の知識を身に着けることが重要です。
こちらの記事でも解説しています。
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今回は、5フォースモデルについてです。
- 5フォースモデルについて理解できる
- ひとり起業をする際に競争を回避して利益を確保することができる
目次
5フォースモデルとは
今回の記事で解説する『5フォースモデル』とは、
マイケル・ポーター博士が提唱した
ビジネスにおいて、競争状態を決定する5つの要因のことです。
5フォースモデルを自社に当てはめることで、自社の戦略を見直すことができます。
5フォースモデルにおける5つの競争要因は以下の通り。
- 競合との敵対関係
- 新規参入
- 売り手
- 買い手(顧客)
- 代替品
これら5つの業界の競争要因を把握して、自社に活用することで競争を回避し利益を確保するための戦略を作ることができます。
競争要因①:競合との敵対関係
競争の要因の1つめは競合との敵対関係です。
あなたの事業が他の事業敵対関係になり、争いが激化すれば、当然ながらその分だけ事業に影響しますよね。
競合との敵対関係が激化する要因は以下の通り。
- 競合の数(特に同規模)が多い
- 市場の成長が遅い(縮小している)
- 固定費が高い
- 撤退障壁が高い
- 差別化ポイントがない
細かくは解説しませんが、ひとり起業において競合との関係が激化すると不利になりやすいので把握しておきましょう。
競争要因②:新規参入
競争要因の2つめは新規参入です。
あなたの事業の分野に新規参入する人がいれば、当然ながら競争となりますよね。
参入障壁が低ければ低いほど競争が激化します。
競争要因③:売り手
競争要因の3つめは売り手です。
売り手の商品が他にない唯一無二の物(特許取得など)で、買い手がその商品がほしいと競争性が減ります。
競争要因④:買い手(顧客)
競争要因の4つめは買い手(顧客)です。
顧客が、
「あなたの商品を買う必要がない、他のところで買うわ」
と言ってきたら当然ながら顧客を取り合う競争の要因となります。
競争要因⑤:代替品
競争要因の5つめは代替品です。
商品が他に替えることができない特殊なものや唯一無二のものの場合、競争は起こりませんが、
より安価で手に入りやすい互換品を他社が売った場合、当然ながら顧客は安い同品質のものを選びます。
代替品によっても競争は起こるというわけです。
ひとり起業のおける5フォースモデルの活用法
ではこの5フォースモデル、ひとり起業でどのように活用できるのでしょうか?
答えを言ってしまうと、『差別化』に役立ちます。
ひとり起業は、小規模で行う事業のため、ニッチなジャンルを攻めることが重要になります。
※ニッチというのはスキマという意味。大手企業が手を付けられていない細かいところを埋める戦略
5フォースモデルを利用して、競合他社をリサーチすることによって、競合を回避して、ひとり勝ちで利益を得ることができるようになります。
もちろん5フォースモデルだけでは、競合との比較などがしづらいため、他の手法と組み合わせるといいでしょう。
他の手法については別途で記事を執筆する予定ですので楽しみにしていてください。
まとめ:5フォースモデル
5フォースモデルについて解説してきましたがどうだったでしょうか?
5フォースモデルにおける競合要因について解説してきました。
- 競合との敵対関係
- 新規参入
- 売り手
- 買い手(顧客)
- 代替品
なかでも競合が激化する要因になるのが敵対関係でしたね。
- 競合の数(特に同規模)が多い
- 市場の成長が遅い(縮小している)
- 固定費が高い
- 撤退障壁が高い
- 差別化ポイントがない
この5フォースモデルを活用することで、ひとり起業において差別化をすることができ、競合を避けひとり勝ちができるようになります。
ぜひリサーチ段階で活用してみたくださいね。
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