【理学療法士起業家ストーリー⑤】 失敗なんてない!ビジネスをして幸せに生きていく決意

かっつん
こんにちは。理学療法士起業家のかっつんです。

前回は順調だったビジネスから一転、アカウントがBANして父に救済をしてもらう話でした。



前回のお話はこちら

↓↓↓

好きなことをして幸せに稼ぐ

2度目のアカウント停止で事業を撤退し、父の支援によってなんとか再起できた私は、強く思いました。

  • ビジネスにリスクを取りすぎるのは危険
  • やりたくないことを事業にしてはいけない

「好きなことをして、幸せに稼げる人生にしよう」

そう心に決めました。


私が好きなことといえば、

  • バスケットボール
  • 理学療法(治療)
  • ディズニー
  • ゲーム
  • パチンコ・スロット(少しだけ)

このあたりだ。

この中で最初に形になったのが、バスケットボールトレーナーとしての活動でした。
コネを活かして、複数のチームや選手と関わり、トレーニングやケアを担当。
さらに、以前学んだインソール作成の技術も活かして、選手にオーダーメイドで提供することもありました。

大好きなバスケと治療を掛け合わせたこの時間は、何よりも楽しかった。

改めて向き合った理学療法士という仕事

私は、理学療法士という職業が好きです。
しかし臨床現場で働く中で、こう思うことが増えていきました。

…(もっと早くきてくれてたら…)
…(日頃から運動してくれていれば…)

悪くなる前に手を打てていたら、もっと健康でいられる人が多かったはずなんです。

そこで、私は“予防”という新たなテーマに可能性を感じました。

「今持っている理学療法の知識を活かして、中小企業向けに健康コンサルティングをしよう!」

BtoBだからこそ、大きな金額が動く可能性もありますし、企業とつながることでの理学療法士の新らな活躍の場を作りたいという期待もありました。

  • 社長とつながることで新たなプロジェクトが生まれるかもしれない
  • 将来的に理学療法士仲間に仕事を回すことができるかもしれない

そう思った私は、まず“紹介と人脈”を頼りに営業活動を開始しました。

複数の企業と契約。そして給料超えへ

いきなり営業をしても難しいことはわかっていました。

これまでやったことがないビジネスなうえに、知りもしない人の話を聞いてくれる企業も多くありません。

そこで、自分の持っているコネクションを最大限活用し、企業の社長に直接営業を仕掛けました。

その結果――

複数の企業と契約を結ぶことに成功。
本業の理学療法士としての年収を健康コンサル単体で超えるほどの利益を生み出すことができたのです。

それだけの収入を得られ、借金も無事に返済し人生が好転しました。

これまでの失敗は全て、“未来への肥やし”だった

無在庫転売で失敗し、借金を抱え、父に頭を下げた過去。
それすらも、今の自分をつくる経験だったと、今でははっきり言えます。

ビジネスの知識、マインド、リスクの捉え方、そして人間関係。

すべてが“つながっていた”。

それがわかるまで実に5年の月日を費やしました。

数々の事業を経験して遠回りしてきた私が、今確信んしていることがあります。

それは、

本当の意味で“失敗”なんて存在しない

ということです。

最初はお金が欲しいから始めた起業です。
けれど、いつの間にか苦しくなっていました。
借金を背負い、心がどんどん消耗していました。

適正なリスクが取れず、様々なコンプレックスを裏では抱えており、ビジネスが全くうまくいかない期間もありました。

しかし、それら全てが、今の私の土台となり、確実に糧となっています。

これまで学んできた知識やマインド、経験がつながってきました。

起業とは失敗しないことではありません。

失敗を通じて、自分をアップデートしていくプロセスそのものなのです。

それがわかった今、私はまた次のビジネスに挑戦していきます。

最後に

ここまで読んでくれて、本当にありがとうございます。

「私の経験が、誰かの役に立てばいい」
「ひとりでも多くの理学療法士が、幸せに働けるように」

そんな願いを込めて、このブログ『PT SHIFT』を更新し続けています。

このストーリーが、あなたの“人生をシフト”させるヒントになれば幸いです。

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