僕が整体を開業して1カ月ほどしたころ、よく営業電話がかかってきました。
その営業のせいで借金ができたのですが笑
バカね。ちょっと考えられなかったの?
掘り返さないでくれ
当時集客ができていないことに悩んでいました。
その集客に特化したツールの営業で2人の営業がやってきたわけですが、僕はつい、そのうちの1人と契約してしまったんですね。
今回は、僕が実際に経験した、売れる営業マンと売れない営業マンの違いのお話です。
目次
やってきた2人の営業マン
僕のところに来た営業マンは全部で3人、そのうち2人を今回紹介します。
2人はまったく違う感じでしたが、主に違う点としては
・楽しそうか
・自信があるか
・こちらのことを考えるか
ですね。
1人目の営業マン:ノリノリちゃら男系営業マン
先に来た営業の方は、32歳くらいの男性の方でした。
僕の話をよく聞く方で、常に営業スマイル。
「施術を受けたいんですけれどいいですか?」
なんて話もしてくるほどの方でした。
商品説明もありましたが、重要な説明を一通りしたらその他は雑談。
世間話だったり、施術内容だったりを聞いてくるなど、ぼくに興味をしめしてくることが多かったですね。
2人目の営業マン:内気で気弱な女性営業マン
2人目は23歳くらいの若い女性の方でした。
おそらく、全然成約がとれていないのでしょう。
とても自信がなさそうに話す方でした。
マニュアル通りっぽいトークをどんどん持ってきて、とりあえず一通りそつなくこなしてきました。
僕が
「御社の目標は?」
と聞くと、答えられず、とまどう様子なんかもありました。
たったそれだけのこと?と思うことで成約したくなる
結局、僕が成約をしてしまったのは、最初に来た営業マンの方でした。
そりゃそうですよね。
客観的に見ても、印象がいいのは最初の方です。
しかし、意外とその事実に気づかない営業マンの方は多いです。
マニュアル通り卒なくこなす人ってけっこういるんですよね。
実は、企業にとって大切なことは
「こちらにどんなメリットがあるのか」
ではなく、
「こちらとどんな有効な関係になってくれるか」
ということが多いです。
これは経営者ほどその傾向にあると思われます。
自信がないのは、コンプレックスの裏返し
実はこの女性のように自信なく営業してくる方はコンプレックスを抱えていることが多いです。
仕事がうまくいかないコンプレックスです。
仕事が上手くいかない
↓ ↑
自信がなくなる
を繰り返す傾向にあるのがやっかいですね。
どうして、自信がないのかというと、自分の強みがわかってないからです。
1人目の営業マンの方は、自分にコミュニケ―ション能力があって、こちらの事業に興味があることを示してきましたね。
それが彼の強みだったんだと思います。
対して2人目は、何が強みだったのでしょうか…。
客観的に見てもわからないですが、もしかしたら勉強熱心だったかもしれませんね。
もし勉強熱心だとしたら、資料やメモを他にも用意してきたら、強みを生かせましたよね。
もしかしたら、勉強はできなくてもフットワークは軽かったかもしれません。
どこにでも行けるので、「今から行きます!」
とすぐに行動できることが強みになりそうですね。
このように、自信がない人、マニュアル通りの仕事をする人は自分の強みに気付いて、それを活かすことによってうまくいくことがとても多いです。
しかし、えてしてその強みをコンプレックスに思う人が多いんですよ。
勉強熱心で、勉強するのが大好きな人の中には、「私なんて中途半端勉強することしかできなくて、応用が利かないから結局なんにもない…」
って思う人がたくさんいます。
でも、それって本当にそうでしょうか?
勉強大好き!勉強熱心!
ってそうじゃない人いくらでもいますよね?
勉強が嫌いな人にとっては、勉強が好きなことがうらやましく思っているんですよ。
そのことに気が付かず、
「勉強しかできない」
というコンプレックスのせいで仕事がうまくいかなくなります。
人と違うことはコンプレックスになりがちです。
でも、人と違うということは、他の人にはない才能があるということです。
これはどんな仕事にも応用できます。
仕事ができないから仕事を覚えるのではなく、あなたがこういう強みがあるから、こうやって仕事をする、という風に変えるだけで、結果はガラッと変わります。
あなたの強みを生かしてみてはいかがでしょうか?