【理学療法士 開業】私が整体副業で失敗した3つの原因と、成功するための戦略

かっつん
こんにちは。理学療法士起業家のかっつんです。

最近では「理学療法士でも開業できる?」という声をよく耳にします。
副業や独立が当たり前の時代になり、整体院やサロンを開業しようと考えている理学療法士も増えています。

しかし、私はかつて勢いで整体院を開業し、300万円の借金を抱える失敗を経験しました。

この記事では、

  • 理学療法士が開業で失敗しやすい理由
  • 僕が整体副業で失敗した具体的な体験談
  • 今ならこうする!成功する整体ビジネスモデル
  • 開業前に必須のビジネス基礎知識

を徹底的に解説していきます。

これから整体院の開業を目指す理学療法士のあなたに、後悔させないためのリアルな情報を届けます!

この記事でわかること
  • 理学療法士は開業できる?法律上の注意点
この記事を書いた人
かっつん

かっつん

✔️理学療法士起業家

✔️理学療法士をしながら様々な事業に取り組み家族との幸せな生活を実現

✔️副業利益500万円超

✔️副業で月30万円以上を目指すための“起業家マインド”と“ビジネスの知識”を発信

理学療法士は開業できる?法律上の注意点

まず前提として、理学療法士は国家資格ですが、医師の指示のもとでリハビリを提供する職業です。

そのため、「理学療法士」として開業することはできません

しかし、整体・リラクゼーション・ストレッチ専門店など、医療行為に該当しない分野であれば、理学療法の知識を活かして自由に開業できます

開業する際は、

  • 民間療法の範囲に留める
  • 治療や医療行為と誤認させない広告表現を避ける

といった法律面への配慮が必要ですので、頭に入れておいてくださいね。

整体副業で失敗した3つの原因

さてここからは、私自身が実際に開業して失敗した体験をシェアします。

まだ事業について甘く見ていた私のリアルな失敗ですので、反面教師として参考にしてください。

かっつんが整体副業で失敗した3つの原因
  1. キャッシュフローを意識しなかった
  2. リスク許容度を超えた意思決定をした
  3. 地道な作業を怠った

原因①:キャッシュフローを意識しなかった

1つ目の原因は「キャッシュフローを意識しなかった」ことです。

整体院の売上は
「顧客数」×「単価」×「リピート回数」
で決まります。

ちょっと難しい言葉だと、LTV(ライフタイムバリュー、生涯顧客価値)と言います。

LTVとは簡単に説明すると、一人新規のお客さんが来店したら、トータルでいくらの売上になるかのことです。

開業の初月はLTV最低6万円となるような、とある仕組みを作っていました。

しかし、LTVとはあくまでも未来の売上も見越した数値です。

そのため、

  • 売上があっても、広告費や設備投資で支出が先行
  • 資金繰りに追われ、慢性的な赤字

などの問題点が起こってしまいました。

キャッシュの重要性を理解していなかったことが最大の反省点です。

原因②:リスク許容度を超えた意思決定をした

原因の2つ目は「リスク許容度を超えた意思決定をした」ことです。

1つ目のキャッシュフローともつながりますが、事業を存続させ、成長させるためには適正なリスクをとることが重要です。

しかし、自身のリスク許容度を超えてしまうと、一気に経営が苦しくなります。

  • 売上を伸ばしたくて無理に集客プラットフォームと契約
  • 本当に必要ではない設備を税金対策として導入

などしたことで、キャッシュ(現金)がないのに支払いはしなくてはいけない状況となり、苦しい思いをしました。

原因③:地道な集客を怠った

どんなに無理をしても、目の前にお客さんがいればなんとななります。

つまり、整体事業で最も重要なことは「集客」と言ってもいいです。

ところが、私は集客を地道に行うことができませんでした

  • ポータルサイトに頼りきり
  • コツコツと地域で認知を広げる努力を怠った

結果、価格競争に巻き込まれ、リピート客もほとんどつかめまずLTVは10000円まで低下。

生活費を稼ぐことすら稼げなくなりました。

今ならこうする!理学療法士の整体ビジネス成功戦略

上記の3つの失敗原因もあり、わずか4か月で再就職をした私ですが、今から整体ビジネス一本でやっていくなら、どのような戦略をとるのかを書いていきます。

様々な事業の経験を経て、今から整体をやっても普通にうまくやれるだろうと思っています。

私が今から整体ビジネスをするなら確実にこの3つを重視します。

理学療法士の整体ビジネス成功戦略
  1. サブスク整体モデル
  2. キャッシュの確保と運転資金の健全化
  3. 集客導線の確保

整体事業のLTVは「顧客数」×「単価」×「リピート回数」です。

この3つのビジネス戦略によりLTVを最大化していけるため、ぜひ参考にしてください。

サブスク整体モデル

まずビジネスモデルですが、「サブスク整体モデル」を採用します。

整体の支払いにポイント制を導入し、毎月課金してもらうサブスクリプションにするというモデルです。

  • 現金払いでは7000円のところ、ポイントでは5000円分で済む
  • 毎月課金にしてもらうことでポイントが+2000Pついてくる(課金金額によって変える)

こういった工夫をすることで、顧客単価とリピート率を最大化させることが目的です。

例えば、毎月5000円のサブスクを10人のうち8人が継続してくれる(リピート率80%)場合、

5000円×5回リピート(リピート率80%)=25000円

の売上となります。

ちなみに、10人のうち8人のリピートが、10人のうち9人のリピートにすることができたら、売上は2倍になります

このあたりはビジネスの基本知識ですので、別の記事でお伝えしていきますね。

キャッシュの確保と運転資金の健全化

続いて、キャッシュの確保と運転資金の健全化です。

私が失敗した一番の原因と言っていいですね(笑)

具体的には

  • 自己資金100万円を最低でも用意
  • 融資(補助金)を活用し6か月分の運転資金を確保
  • 固定費(家賃・広告費)は最小化

などですね。

資金ショートしない仕組みを最初に作ることが鉄則です。

地道な集客導線を確立する

最後に地道な集客導線の確立です。

集客さえできれば、事業はなんとかなります。

  • ポスティング
  • Googleマップ(MEO)対策
  • Instagram・ブログ発信
  • 各種広告の活用

地域密着型で、コツコツ信頼を積み上げます。
特にMEO対策は整体開業において即効性があります。

特に、一番最初の開業準備の段階の集客が重要です。

開業前に、最低限のお客さんを確保できれば、その後の経営はかなり楽になるでしょう。

理学療法士が開業で成功するためには、まずビジネスを学べ

ところどころビジネスの考え方が出てきましたが、大丈夫でしたか?

理学療法士をしていてビジネスのことを学ぶ機会はなかなかありませんよね。

しかし、整体院開業を成功させるには、技術だけでなく「経営の基本知識」が絶対に必要です。

  • キャッシュフロー管理
  • 集客マーケティング
  • ビジネスモデル設計
  • リスクマネジメント

これらを知らずに開業するのは、地図なしで冒険に出るようなもの

最低限、今回紹介したようなビジネスモデルがイメージできるくらいは、学びましょう。

ビジネスは才能ではなく、スキルです。

誰でも学べば身につきます!

しかし、ビジネスを学ばない人が多いのも事実。

まずはこのブログでお伝えしている「起業家6つの力」を鍛えていくことをおすすめします

まとめ|整体で失敗した3つの原因と、成功するための戦略

今回の記事のまとめです。

私が整体副業で失敗した3つの原因と、今から整体事業をやるならどんな戦略をとるかをお伝えしてきました。

かっつんが整体副業で失敗した3つの原因
  1. キャッシュフローを意識しなかった
  2. リスク許容度を超えた意思決定をした
  3. 地道な作業を怠った
理学療法士の整体ビジネス成功戦略
  1. サブスク整体モデル
  2. キャッシュの確保と運転資金の健全化
  3. 集客導線の確保

理学療法士として働いている間にビジネスのことを学ぶ機会はほとんどありません。

しかし、副業だろうが整体を開業することは起業です。

起業するためにはビジネスの知識が必要不可欠です。

このブログで提唱している「起業家6つの力」を手に入れて、あなたのビジネスを成功させてくださいね!

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