(※このページは2021年6月22日に更新されました。)
かっつんは、整体を開いて独立した経験がありますが、開業した初月(HPを作って2か月目)で4万円のインソールを5個、計20万円成約することができました。
しかも、その時の成約率は、50%
ポータルサイトの営業が来て、集客をお願いした結果、成約率がガクッと落ちてしまい、余計な借金(300万円ほど)を背負うことになりましたが、ビジネスモデルとしては大変いいものであったと自負しています。
今回はその時の、ビジネスモデルを徹底的に解説します。
目次
インソールの詳細
僕が提供しているインソールの特徴を先に記載すると
・型をとらない
・動きをみて、一人ひとりにイチから作成
・身体の張りが減る
・身体の痛みが減る
・身体のバランスが良くなる
・疲れにくくなる
といった内容です。
ちなみに作成手順としては
・歩きや動作などから身体の状態を見極める
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・テーピングやパッドを使って、動きを誘導する
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・良い状態が作れたら、その身体の状態になるようにインソールを削って作成する
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・靴に合わせて微調整する
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完成
です。
1つ作るのにだいたい長いと2時間かかります。
短いと1時間です。
これだけでもほしくなる人はなるのですが、胡散臭くて、このままメニューに入れても売れません。
そこで、僕が考えたビジネスモデルをこれからご紹介します。
集客から販売までの流れ
お客さんが実際に行動する流れは、
・HPにアクセス
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・施術予約
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・来店し施術を受ける
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・インソールの体験をしてもらう(テーピングをして実際にインソールがある状態を作る)
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・インソールを購入
という流れです。
つまり、次世代起業で言うところの、プロダクトローンチをその場で行っているということです。
1000円で施術を受ける
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施術の中で教育をする
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体験してもらう
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販売
基本的な流れは、実はフルオートマーケティングと同じです。
つまり2ステップで売るということです。
集客はHP(PPC広告)と口コミ
集客はPPC広告と口コミで行っています。
PPC広告では、「地名+整体」などのキーワードで、比較的安価なものを数多く打つようにしていました。
口コミでは、紹介してくれた人と紹介された人の施術料金を半額にして、対応します。
PPCと違い予約するかどうかの不確定要素
(HPを見ても予約しなければ、意味がない)
がないため、ここにはお金を使ってOKです。
HPのトップページをLPのようにして、一度でいいから来てもらう
トップページをLPのようにし、説得の価値観9を用いて作りこみます。
あらゆる価値観を教育して、
料金設定を
15000円→2000円にしました。
価値観9に基づいて作成しているため、それなりの予約率が確保できます。
(2%くらい)
2000円の施術をした後で…
施術はきちんと行います。
僕の目指しているところとして、初回の効果の高さを提示しています。
痛みであれば、初回で60%以上改善させる。
他の悩みであれば、それに沿った内容を展開させる。
施術では他のどこでもやってくれないような、親切かつ丁寧な対応をしていきます。
これ自体に15000円の価値があるように感じてもらうためです。
(15000円が2000円で受けられてお得!と思ってもらう)
施術の中で、あなたのバランス能力というのが悪いと上手くいかないという価値観教育をしていきます。
(実際、身体の状態が悪い人の9割はバランス能力が悪いです。あと1割はバランス能力の問題ではないので、きちんと状態を説明してあげます。)
施術が終了したあとで、
「あなたのバランス能力を上げるインソールがあるんですよ」
と説明します。
成約をより確実にするためのトーク
ここでも説得の価値観9に従って、トークをしていきますが、実際に施術をした後ですから、かなり信用されている状態です。
信用してくれてないお客さんはインソールの体験をしないですね。
ある程度しっかりとインソールの魅力を説明して、テーピングで体験をしてもらいます。
テーピングは、インソールを作る際の過程の1つです。
ここまでくると、状態が明らかに違うことが体験できますから、4万円のインソールでもほしくなり成約します。
お客さんが、行動しやすいように
・15000円の施術料金を1万円引き
・分割払い可能
・調整3回まで無料
・1年間保証
などの特典をつけます。
15000円の施術が5000円になる=1万円引き
ですから、
4回通えば、元が取れることも説明。
すると、4回通う人が増えるため、リピート率が75%以上になるので、LTVも最大化していきます。
ビジネスモデルの真相
4万円のインソールを作成すると、施術が1万円引きになる
→4回通えば元が取れる
という心理から、75%のリピート率が達成します。
ちなみにインソール1つ作るために必要な材料費が
約3000円です。
ですから、インソールを作成した人のLTVは59000円となります。
半分の人が作成するため、インソール体験をした人のLTVは29500円です。
初回施術を受けた人の9割はインソールの体験をしますから、初回施術をした人のLTVは26550円となります。
つまり、初回施術を受けてもらうために26550円まではお金を使うことができるのです。
PPC広告でHPにやってきた人の1%が予約すると仮定しても、265円まで1クリックに使えるのです。
紹介でやってくる人は、確実に施術を受けてくれますから、
紹介した人の施術を半額=最大でも15000円÷2=7500円
紹介された人の施術を半額=初回施術2000円÷2=1000円
合計8500円を集客に使ったとしても、うまくいきます。
これが、僕が開業した整体のビジネスモデルの真相です。
どうですか?
面白いでしょう?
ビジネスモデルの改善案
このビジネスモデル、めちゃくちゃ上手くいく予定でしたが、実は問題点がいくつかありました。
1.僕の疲れの費用対効果が割に合わない
2.集客の最大化
です。
1.僕の身体に合わない
実際、施術から作成まで3時間ほどぶっ通して動かないといけません。
しかも、初回の他に施術を受けたいという人がいるわけです。
そうなってくると、僕の身体の疲労がひどくなっていき、全然割に合わなくなっていったんですね。
改善案としては2つあって、
1つは
僕と同じことができる人を雇う
2つは質を高めて価格を上げる
です。
僕と同じことができる人、というのは現実的にいなくて、僕の知り合いでは師匠の方だけでした。
一般人に同じこともできないですから、これは難しいと判断しました。
ですから、現実的な改善案は、質を高めて価格を上げることですが、インソールを1つ作成したあとで、3Dプリンターを使えばいいのではないか?
という考えがあったので、これは上手くいくかもしれません。
3Dプリンターに記憶させれば、2つめ以降は自分が作る必要がなくなるため、疲労度が変わります。
もし、壊れてもボタン一つで復活できますしね。
これはありだなぁと思っています。
2.集客の最大化
集客にお金を使える!
という考えがあったため、営業に来たポータルサイトをつかうことにしましたが、まったくもって客の質が良くなく、身体の状態に悩んでいる人をターゲットにしているにも関わらず、来るのはリラクゼーション目的の人ばかり。
ひどい有様でした。
価格を安くしてますから、来客するたびに赤字になります。
おまけに月額利用料もかかる。
お手上げでした。
他のところでカバーしようか迷った結果、間に合わないので理学療法士に復帰した。
というのが、僕の過去です。
ポータルサイトは利用するものではないですね。
信念の矢が一貫しないため、上手くいきません。
ターゲットにきちんとアプローチするためにアフィリエイトかPPC広告を使って自分で集客する方が、次世代起業は上手くいくと実感しました。
あなたが同じような仕組みを作るには…
ここまでの内容は、かなり難しいことを話しています。
ある程度、起業知識がないと、理解できないでしょう。
もしも、あなたがHPやブログで同じような商品を売るための仕組みを作ろうとしても、起業の知識がないと失敗してしまいます。
ですから、まずは起業の勉強をしてください。
太くなっている単語は、少なくとも知っておいてほしい次世代起業の単語です。
何を言っているのかわからないという場合は、起業知識が足りませんから、勉強する必要があります。
起業の知識については、この金時両道ブログでどんどん扱っていきますから、うまく利用してください。
また、勉強のために、おすすめな無料教材は次世代起業家育成セミナー特別編ですね。
このセミナーを何度も視聴するだけでも、起業マインドが身についてきます。
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