今までは就職が安定とされてきましたが、近年では個人で働く環境が整っています。
政府が副業を推奨しているくらいですからね。
『フリーランス』という言葉を聞く機会も増えてきました!
今回は、フリーランス(個人)でも大手企業に勝てる理由についてのお話です。
目次
個人でお金を稼ぐこと=起業
『フリーランス』という言葉に自由さがあって忘れがちですが、副業にしても専業にしても個人でお金を稼ぐことは起業です。
起業というと
「え、難しそう」
「借金しなくちゃいけないの…」
と思いがちですが、そんなことはありません。
個人で稼ぐフリーランスだって起業家なんですからね。
個人でお金を稼げるような時代になったということの背景には
『誰でも簡単に起業ができるようになった』
という事実があるのです。
ひと昔前と今現在の起業の違い
では、ひと昔前と今現在とで起業にどのような違いがあるのでしょうか。
それぞれ見ていきましょう。
ひと昔前の起業家
起業をするのに苦節十年という時代がありました。
がんばってがんばってがんばれば、町工場のおっちゃんになれた時代です。
町工場のおっちゃんは技術を磨いていくのに頑張って頑張って10年で成功します。
弟子をとって技術を教えていきようやく成功する。
それが旧世代の起業家です。
現代の起業家
旧世代の起業家に対して、個人でも稼げるようになったのが現代の起業家です。
パソコン1台で仕事ができ、どこにいても誰といても稼げるようになりました。
「とりあえず稼いでみよう!」
というスタンスで行動して、だめならやめてしまって別のことをする。
そんな自由な稼ぎ方ができるのが現代の起業家です。
個人で稼ぐことが簡単になった3つの理由
それでは、どうして個人でも起業してお金を稼ぐことが簡単になったのでしょうか?
それには3つの理由があります。
- ネット環境の充実したから
- AIが進化したから
- ニーズが細分化してウォンツが増えた世の中になったから
それぞれ見ていきましょう。
理由①:ネット環境が充実したから
先ほど、苦節十年の話をしました。
そう、成功するには十年間がんばる必要があったのです。
これは町工場に限ったことではありません。
美容師や整体、飲食店などでさえ、その土地の人から信頼され、口コミを起こさなければ、繁盛することができない状態でした。
しかし、現代にはインターネットがあります。
ほぼすべての人がスマートフォンを持ち、誰もが手軽に情報を得ることができる時代です。
飲食店が気に入れば、ツイッターやインスタグラムで拡散され、今までの口コミの何倍も早く、口コミが起こります。
見知らぬ土地でも、ネットで検索してしまえば、一撃でどこにどのような店があって、どこが流行っているかがわかってしまいます。
さながら、瞬間移動を使うときの孫悟空が気を感じるように、何がどこにあるのかわかってしまうのです。
(孫悟空は生物の気だけか・・・(–;))
そして、さらにネットは充実し、もはや店舗すら構える必要がなくなってきました。
買い物をするのにはネットショッピングを利用でき、自宅から一歩も外に出る必要がなくなりました。
つまり、今までその地域の住民がターゲットだったものが、全国すべての人がターゲットになってしまったのです。
その状態はまさに
There is prenty of fish in the sea.
(海の中に魚はいっぱいいるさ)=(ターゲットはネットにたくさんいるさ)
な状態です。
自分の持っている能力がほしい人はたくさんいます。
これこそ好きなことで生きることが簡単になったこと理由の1つです。
理由②:AIが進化したから
理由の2つめはAIが進化したからです。
これは、考え方によってはマイナスなのだが、AIがかなり進化しました。
つまり、人を雇わずともAIがその仕事を引き受けてくれるのです。
最近、大きな病院では、自動清算機が導入されました。
メールマガジンというものがあります。
迷惑メールが一昔前に流行っていたが、メールを出すのに、人の手はいらなくなりました。
ツールに送信日時を入力しておけば、あとはやってくれるのです。
もしも、メールを送るのが仕事だった人がいたなら、その人は仕事を失うことになったわけです。
最近でいうと中国でコンビニが無人化しました。
働く人が一人もいないコンビニができてしまったのです。
コンビニといえばアルバイトの代表。
うどんといえばきつねうどんというくらい、コンビニのアルバイトはメジャーなものですが、ついにそこで働く者はいらなくなってしまいました。
AIを使いこなせれば、自分が働いたり、人を雇う必要がありません。
自分のやりたいことに集中できます。
より作業がしやすくリスクが少ない状況を作ることができます。
逆に言えば、AIを使いこなす側にならないと、AIに仕事を奪われる可能性があるのです。
2030年にはAIは人一人分の知能を持つと言われています。
そのころまでにAIを使う側にならないと、あなたの仕事はないかもしれません。
これが、冒頭で言った、マイナスになるかもしれないという点です。
理由③:ニーズが細分化してウォンツになった世の中になったから
3つめの理由はニーズが細分化してウォンツになった世の中になったからです。
自分の好きなことをして自由に生きることができる世の中になった一番の理由はこれです。
昔はニーズが満たされていませんでした。
医者が少なかったために、医者に診てもらう場所が少なく、医者はかなり儲けていました。
(今も医者の年収は高いですが)
風邪薬のニーズがあったために総合風邪薬が売れていました。
しかし、今現在は・・・
医者はあふれて、風邪薬はたくさんあります。
医者のニーズは満たされているため、整形外科、もっと言うと肩専門医などといった医者が出てきて細分化されました。
今後は肩の四十肩専門とか、変形性膝関節症専門などが出てくるかもしれません。
風邪薬は?
鼻には黄色のベンザ、のどには青のベンザ(色が違ったら申し訳ない)などとやはり細分化されています。
細分化というのは、大企業がまかなうことができない、人々の細かい欲望の部分なのです。
バッグがない時代にはバッグが売っていればみんなバッグがほしくなります。
これはニーズがあるからです。
しかし今は、バッグはあふれています。
だから、エルメスやルイ・ヴィトンのバッグが流行るのです。
バッグというニーズは満たされたが、おしゃれな高級バッグというウォンツは満たされていない。
大企業はすべてのウォンツには対応できないのです。
だからこそ、そこに付け入る隙があるわけです。
自分のもっている誰にも負けないスキルは人々のウォンツを満たせるのだ。
ニーズがなくなり、ウォンツが増えた。
このことに気づいていない企業は多いです。
個人で稼ぐことの圧倒的な利点=時間とストレスの自由さ
就職していると何かと自分がやりたくないこともやらされてしまいます。
「自分の好きなことをしているはずなのに、強要されるために嫌いになった」
なんて話もよく耳にします。
でも、これからは自分の強みを活かして、好きに稼ぐことができる時代です。
あなたが個人で稼ぐようになったときに圧倒的な利点となるのは時間の自由さとストレスの量です。
もちろんストレスが0になるわけではありません。
個人で稼ぐと結果が出ないとストレスになります。
ですが、結果が出てしまえば、
自由な時間も増えるし、
人間関係で悩むこともなくなります。
嫌な仕事をする必要もありません。
従業員として働いている間には決して気づかないようなことが個人で稼ぐようになるとわかります。
このことに気づけたあなたは、これから自由に生きる第一歩を踏める状態です。
この時点であなたはチャンスをつかんでいます。
個人で稼ぐことを考えてみてはいかがでしょうか。
まとめ
個人でお金を稼げるようになった理由を解説していきましたが
いかがだったでしょうか?
AIの話をしたように、仕事はこれからなくなっていきます。
さらに言うと企業がなくなっていきます。
これからくる新しい時代に取り残されないようにするために、
また新たなマインドをつけるように努力しなければならないのです。
あなたも、時代に取り残されないように、今からでも、
ビジネスのマインドを手に入れてみてはいかがでしょうか。
なお、今回の内容は
次世代起業家育成セミナーでも解説されています。
さらに詳しい内容は次世代起業家育成セミナーで見ることができますので
気になったかたは下記の記事からご覧ください。
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