
理学療法士起業家ストーリーは私の人生を赤裸々に語った物語風の記事です。
前回のお話はこちら
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せどりビジネスで月商100万円を達成したものの、作業量が多いことが嫌になっていたかっつん。
自分が作業をしなくても良いように無在庫輸入転売に手を出すが…
無在庫輸入転売に着目。コミュニティに入会。
隙間時間のせどりビジネスを順調にこなして、売上100万円を超えた。
しかし、梱包作業や納品作業の量が多く、疲れ果てていた。
どうにか梱包作業をしないでもいい方法はないか模索したところ、無在庫転売というものにたどりついた。
無在庫転売の中でもライバルがそこまで多くないであろう輸入に着目した。
ノウハウも特にあるわけではないので、確実性のあるノウハウを得ようと50万円のコミュニティに入り実践することにした。
決して安い金額ではないが、50万円でノウハウとコミュニティでの質問権を得たと思えば、投資内容としては悪くない。
こうしてせどりを最低限続けながら、無在庫転売を始めるのだった。
レベルの低い無在庫転売コミュニティ内。
無在庫輸入転売のコミュニティは、起業マインドが整っていない人が9割以上で、会話のレベルが低く感じ、とても交流しようという気にはなれなかった。
どれくらいレベルが低いのかというと、
「やることはやりましょう。」
と運営側でない人が言ってくるレベル。
さらに言えば、
「Googleの拡張機能ってどうやってやるんですか?」
というググればわかるだろって内容を質問する人もいた。
それくらいならまだいい方で、
「時間がないときはどうすればいいですか?」
なんていうよくわからない質問をする人もいた。
そんなん知らんがなレベル。
中には、コミュニティのグループチャットに発言しない私に対して説教をしてきた人も何人もいた。
(1人じゃなく何人もだ)
しかし、一応ノウハウはあったため、なにか得るものがあると思い、コンテンツを消化していった。
コミュニティの2期生として入った私は、物販や整体ビジネスの経験や起業の勉強をしていたこともあり、その中でもっとも早く結果を出した。
1期生すらくすぶっているところを見ると、そこまで生徒へのフォローができていないこともわかり、あまりいいコミュニティではないのだと感じていた。
1か月目でノウハウを確認。2か月目から外注を駆使して60万円の売上、3か月目には100万円売り上げた。
粗利は約30%ほどあったが、外注費と拡大に使ったためほとんど残らなかったが、成長率を考えればここまで拡大しておけば翌月から大丈夫だろうという確信があった。
しかし、4ヶ月目。
外注の質の低さやら商品の質の悪さ、さらにはアカウント停止などの問題が重なり、一気に赤字となった。
抱えた赤字は30万円。
これはまさかだった。
しかし、ビジネスにトラブルはつきもの。
その時の私は気にもせず、どんどん売上を拡大していった。
その結果、まさかの4ヶ月連続で赤字。
支払いが間に合わず、当月の売上を使って支払いをする自転車操業状態に陥った。
「これはまずい。」
そう思った私は、現状を打破するために、次世代起業家アカデミーのプレミアムメンバーシップのコンテンツを改めて視聴しなおした。
3年ぶりに見たコンテンツは、後から見直しても勉強になることばかりで、自分自身の問題点、そして、今の現状の何が問題なのかがわかるきっかけとなった。
現状の悪い状態を好転させるために、質の悪い外注を切り、新たに仕組を作りなおした。
マニュアルを一新させ、新しく外注の質を高めるためにコミュニケーションをとり、組織全体が良い方向に向くように舵をとり直した。
その結果、5か月連続赤字を防ぎ、黒字化した。
「なんとか今月は黒字になった…」
という安心感が出た。
でもまだ油断できない。
「もしかしたら翌月は赤字になるかもしれない」
その覚悟で、真剣に取り組み続けた。
不安は抱えながらも、その後は結局12ヶ月連続で黒字。
平均して20万円~30万円の営業利益となった。
中には50万円の利益が出た月もあった。
しかし、不安定なノウハウとリスクの高さから、これ以上の拡大をやめ、自転車操業状態を立て直したところで撤退することを決めた。
…そして、2年後。
その無在庫転売コミュニティは無くなった。
なんとか黒字に戻せてよかった。
あのまま赤字が続いたり自転車操業状態だったら、今頃借金は膨れ上がって自己破産していただろう。
もしも自分が起業の勉強をせず、赤字状態の問題点を解決できていなかったらと思うと、かなり怖くなる。
おそらく、赤字になっていた人は多くいただろう。
でなければ、コミュニティそのものがなくなることはあり得ない。
コミュニティにいたほとんどの人たちは起業の勉強をしていたわけではなかったはずだ。
あくまで稼げそうだからと副業で無在庫輸入転売のコミュニティに思い切って入った人たち。
その人たちはきっと撤退して、別のノウハウを追い求めたことだろう。
もしかしたら、とんでもない赤字を被って、ビジネスの世界から撤退したかもしれない。
輸入無在庫転売を経て、起業の勉強をしていてよかったと心から思った。
電脳せどりに戻った途端に利益50万円
無在庫転売を継続させつつも撤退を決め、何をするか考えた結果、電脳せどりに戻ることを決意した。
以前やっていたノウハウを実行したら利益で50万円ほど出る仕入れができた。
自分でも驚いたのが、たった1日で75万円売り上げ、粗利益が35万円ほど出てきたこともあった。
これは僕が当時2年ほど物販をしてきた中で最高記録だった。
その時の画像がこちら
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改めて、勉強しなおしたことの大きさを感じた。
そして、このノウハウを教えてくれた次世代起業家アカデミーのレベルの高さに感動した。
こうして物販を続け、少しずつ借金を返済していくのだった。
借金地獄からの生還
無在庫輸入転売ビジネスをなんとか黒字化し、経営改善を図ることができた。
電脳せどりに戻り、少しずつ、でも着実に売上を伸ばすことができた。
気づけば膨れ上がっていた500万円以上の借金は無くなっていた。
借金地獄からの解放。
この清々しい気持ちをどう表現すべきか。
今までにない感覚だった。
「金は人を幸せにも不幸にもする。」
そのことを身をもって思い知った。
借金のためとはいえ、楽しくない作業をやるのは苦労でしかなかった。
「起業をするにしても、辛い作業ややりたくない作業をするのは幸福度が下がる」
そう確信した。
こうして借金地獄から解放されたかっつんは新たなる挑戦をしていくのだった。
…続く。
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